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直江兼続の周辺人物―上杉謙信

直江兼続が初めて春日山城に出仕したのは、まだ兼続が樋口与六と呼ばれていた上杉謙信の時代だったと考えられています。


上杉謙信は越後の大名で、春日山城を居城に領国を支配していました。2007年の大河ドラマ「風林火山」で歌手のGacktさんが演じていたのは記憶に新しいところだと思います。


上杉謙信はかなりのカリスマ性を持っていた武将で、豪族たちの心をつかんでいました。自らを毘沙門天の化身とし、生涯妻を娶ることもありませんでした。
享禄3年(1530年)1月21日、長尾為景の四男として生まれた上杉謙信は幼くして寺に入れられました。その後元服しますが家督を継いでいた兄と争うようになり、ついには謙信が兄の養子に入る形で後を継ぎ、家督を相続しました。


家督を相続してからは各地で戦うことになりますが、とりわけ武田信玄との戦いは熾烈を極めました。幾度も川中島で戦った末結局引き分けというような状態になっています。
上杉謙信は武田信玄以外に北条氏とも数多くの戦いを繰り広げています。たいていは謙信を頼ってきた関東の豪族たちの旧領を取り戻すべく関東征伐を行なったもので、その回数は17回を数えました。


その後は北国において織田信長とも戦うようになり、手取川の戦いにおいては織田信長の重臣柴田勝家を散々に撃ち破っています。この戦いから帰還した後も上杉謙信はさらに遠征を行なうため大動員令を発しましたが、その準備中の天正6年(1578年)3月9日、春日山城の厠で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。49歳という若さでの突然の死は日本の歴史に大きな影響を及ぼしたと考えられています。

         

直江兼続の周辺人物-その1

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